あなたはフォトブックを作ったことはありますか? 何も考えずに作ろうとすると、なんとなーく写真が時系列に並んでいるだけの本が出来上がる・・というよくあるパターンにはまってしまいます。 写真は後で見返して楽しむものですから、後々見返した時に楽しく読めるほうが良いですよね! 今回は後々読むのが楽しくなるような 子育て&成長記録の参考例と製作のTipsをご紹介します。

 

 

1日1枚で作る1ヶ月写真日記

写真日記はよく紹介されているだけあり、後で見返した時に、とても楽しく良い思い出になるテーマだと思います。 写真に日時とコメントが入るだけで、一気に重みのある情報になる不思議。 以下のTipsを参考にすれば、ちゃんと続けることができますよ*

Tips: 寝る前布団の中で1枚選ぶ

その日のことを、何もかも終えた布団の中で ゆっくり写真を見返してみてください。 たとえ日中忙しかったとしても、振り返る余裕が生まれているはず。

Tips: 写真がない!そんな日は文章だけでいい

忙しすぎて写真が撮れなかった、という日もあります。その日は無理して写真を取らずにコメントだけにしちゃいましょう。とにかく気構えずに続ける事を考えましょう。

Tips: 文は2-3行。苦手なら1行

1日の総まとめを文章にしようとすると、まとめるのに労力がいりますよね。きっと長続きしないでしょうから、2~3行ぐらいでいいです。選んだ写真にまつわることでも良いし、写真と直接関係のない、その日思ったことをさらっと書くのも良いでしょう。

Tips:写真や文章は、データをエクスポートできるアプリでまとめておくとラクちん

Googleフォトの「アルバム」機能などを使うと、日記をつけるためだけに特別な準備も必要なく、写真を選んでコメントを書く、ということがカンタンに出来て、作成するときにも画像データ、文字データを取り出しやすくなります。デジタルアルバムとして残したい場合は、特にGoogleフォトがおすすめです。そのほか、家族や夫婦でまとめるならLINEの「ノート」機能、ビジネスパーソンの定番アプリevernoteなどもおすすめです。

Tips:「フォトブックを作る日」を決める

1ヶ月つづけたらいよいよフォトブックにしましょう。 おすすめは次月最初の休日。写真も文章も出来ているし、30ページ程度なのであっという間に出来てしまうはず。オンラインラボなら、デスクトップ版アプリケーションのラボ工房Plusを使うと制作が捗ります。

 

子供のいろいろな成長を切り取る「すくすく記録帳」

お子さんがいる家庭なら、もうびっくりするぐらい写真を撮っていますよね! 顔も身長もどんどん大人びていく中、手や足・歯など、細かな部分もぐんぐん育っていきます。 笑顔が可愛いから顔中心に写真をとりがちですが、体のパーツの変化に目を向けて、それだけでまとめると面白いんです。 上の写真のフォトブックは手をテーマに作りました。 なかなかパーツだけを撮影するのは難しいので、この見開きページみたいにクローズアップする部分だけをトリミングするのがおすすめです。

Tips:クローズアップするパーツの大きさが分かる工夫

どんな大きさだったのかがわかるように、あえて何かと一緒に撮るのは良いアイデアです。

Tips:被写界深度やアプリの「チルトシフト機能」を使って、パーツを引き立たせる

難しいのはいろいろ写り込んでいる写真の場合、どれが主題かわからなくなってしまうこと。これから撮影するなら被写界深度をうまく使ったり、後加工で「チルトシフト機能」(一部だけピントがあっているように見せる加工)でパーツを引き立たせましょう

頑張らなくていい。まずは1冊作って足がかりにする

想い出は形のないもの。自分たちが意識して何か形に残さない限り、薄れて消えてしまいます。 暮らしの様々なものがデジタル化して、手軽に記録が残しやすくなった今だから、ぜひとも子育ての記録の「カタチ化」にチャレンジしてみてください。 親世代が楽しむだけでなく、子どもたちが自身のルーツをたどることができる素敵なプレゼントになるはずですよ*

 

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